フジテレビとライブドアの戦いがとうとう法廷に持ち込まれましたね。個人的にはライブドアを応援してますが、結果はどうなることやら。ここで問題なのは双方とも前例のないトリッキーなことをやっているということ。
まず、ライブドアがニッポン放送の株を大量取得した手法については、文字通りに法律を解釈すれば合法のはず。ただし、法律の穴をついている点でやや微妙。敵対的買収そのものは悪いことではないし、政治家が感情的になっているのはどうせ
利権が絡んでいるからだろうけど、保守的権力者層を中心に心象が良くないのも事実。そういう意味では裁判が長引いて最高裁に向かう(=裁判官が年寄りになる)につれてライブドアの不利になる可能性もある。
一方、ニッポン放送が新株予約権をフジテレビ宛に大量発行したやりかたは、これも判例がなく微妙な法解釈となるが文字通りの違法とみなされる可能性がある。フジテレビの日枝会長は、最初から、
訴えるなら受けて立つ、
ライブドアの手法は違法の可能性があるなどと言っており、自分がやっていることが違法またはそれに近い行為であるとたぶん分かってやってて、
どうせライブドアも叩けば埃が出るに決まってる、なら正当防衛でごり押してやる、ワシの権力をなめるな小僧と言わんばかりだったのが個人的にはかなり印象が悪かった。どうせあたかもライブドアが違法行為を行っているかのようにイメージ付ける作戦に過ぎないだろうし、他に防衛する方法なんて残ってなかったんだろうけど。
今回のニッポン放送の手法は、既存株主に何の予告もなくニッポン放送の取締役会の判断だけで、筆頭株主を自由に挿げ替えることができるるものだ。こんなことが手放しで問題なしと判断されたら、資本主義はしっちゃかめっちゃかになりかねないわけで、今回の裁判では、
本来はだめだけどライブドアがそもそも悪いんだからしかたないよねというふうな判断がされるかどうかが裁判の分かれ目になると思われる。
ところで、フジテレビ側は、もしニッポン放送がライブドアの子会社になったら一切の取引を中止すると事前に宣言していたが、これはニッポン放送を今回の決断に誘導するための恐喝にもみえるのだが、これってどうなのだろうか。まあ、どっちかというと、
取引中止されたら困るからニッポン放送は自社の利益を守るために仕方がなかったんですよという言い訳をするための布石だったというほうが可能性が高いけど。
球界再編に関しても、審査には落ちたけどライブドアが行動を起こしたからこそと言っても過言ではない。こんなところで消えてもらっては面白くない。ホリエモンにはこれからも大暴れして日本経済に新風を巻き起こしていって欲しい。
ちなみにどうでもいいけど、ホリエモンのコメントをライブドアで動画配信してるけど、それを見るために無料とはいえライブドアにアカウント作らなきゃいけないってあたり、ちゃっかりしてますね。ここまで手段を選ばないと逆に気持ちがいい。あっぱれ。